何となく感じている膝の痛み、そのままにしていませんか？

年齢を重ねると膝の関節がすり減り痛みが生じやすくなるのは、みなさんご存知だと思います。

少しでも痛みがある場合や痛くない歪んだ歩き方をしている場合、

早めに治さないと変形性膝関節症になるリスクが高くなってしまいます。

もちろん変形性膝関節症の診断は病院で検査をしないと分かりませんが、

そうならない為に今からでもできる事をお伝えします。

靴を見直す

靴が膝に及ぼす影響は計り知れません。

ビルで例えるなら基礎の部分なので、もし歪んでいたら建物自体歪んでしまいますよね。

靴の裏を見ていただいて、もし斜めにすり減っていたりすると歪んだ歩き方や負荷のかかる姿勢になってしまいます。

特に重心が外へとブレようとした時には、体がブレ過ぎないよう姿勢を戻す為膝の外側に力が入り、

まるでペンギンのようにペタペタとした歩き方に変わってしまいます。

その歩き方のままではまっすぐ歩けないのでつま先が外へ向きガニ股や外反母趾に、

最終的には膝や股関節が変形するといったリスクに繋がってしまいます。

その為、靴の裏を見て斜めにすり減っている方は靴を変えてみる事をおすすめします。

ちなみに足が幅広の方（日本人に多いタイプ）はニューバランスやアシックスなどの日本製の靴が特におすすめです。

運動をする

結論を先にお話すると、大股で20分くらい腕を振って歩くのがイチオシです。
1番重要なのは股関節を大きく使って歩くことです。

スニーカーを履いて、荷物を持っていない状態で歩いていただくと更によろしいと思います。

また歩くのが辛い方、膝に痛みがある方は、

水中での運動（プールウォーク含む）は膝への負担が少なく全身運動になるのでおすすめです。

意外な事に普段歩くだけでも体重の3倍ほどの負担が、階段は6倍ほど膝に負担がかかってしまいます。
その為ウォーキングで膝が痛い方はプールウォーキングをお試しください。

先ほどお伝えした通り、体重が増えると膝にかかる負担が大きくなります。

体重が5キロ増えれば階段での膝の負担は30キロになってしまいます。