皆さんこんにちは千代田区神田にあるかんだ駅前整骨院です
連日続く猛暑日いかがお過ごしでしょうか?
毎日暑く外にいるだけで体力を消耗しているような気分になります
思っている以上に水分を失っていることがあるので十分に注意が必要です
また私事ではありますが昨日エアコンが故障し冷風が出なくなってしまいました
自宅にいると屋外よりも暑く氷を抱えながら生活しています
さて今日は腰痛の話題が3回ほど続きましたが
今回はその流れで坐骨神経痛についてお話ししたいと思います
坐骨神経痛とはどういったものでしょうか?
まずは神経痛とは?
そもそも神経痛とは神経線維の横を並走する伴行動脈という血管があり神経線維に栄養を供給しています
しかしその動脈の血流が低下すると神経に栄養が行き渡らなくなり
結果的に神経痛と呼ばれるもので足の痛みにつながっていきます
他の場所でも神経痛では同じような事が起こっています
ちなみに神経線維への栄養が多く行き渡らないと神経痛のようなしびれ痛み
また神経繊維に神経痛が出るほどではないが血流が不足し栄養がいかない場合は
神経が過敏になり、くすぐったく感じたりします
坐骨神経とは?
坐骨神経とは仙骨の横からお尻の真ん中やや下方向を通過し足の裏側の方を走っている神経です
この神経がどこかで圧迫牽引された時に
腰から足の痛みしびれや違和感を生じるのが坐骨神経痛の症状となります
神経は主に三つほど圧迫されやすい場所があります
負担のかかりやすい場所①
一つ目が梨状筋というお尻の真ん中からやや下方にお尻を横切るようについている筋肉の下を
通過する梨状筋下孔と呼ばれる場所です
梨状筋症候群という名前で紹介される事が多いです
人によって梨状筋の間を神経が通過する人、上方を通過する人など様々です
日頃からデスクワークで長時間のお尻の圧迫や股関節の可動域の制限
仙腸関節が動かないなど問題抱えている方がこの場所で神経の圧迫牽引を受け負担がかかることが多いです
負担のかかりやすい場所➁
次に坐骨の下の方で圧迫牽引を受けるケースです
坐骨とは座った時に椅子に当たる部分の骨のことを言います
お尻の下の方を触ると坐骨という骨がポコんと膨らんで分かりやすいと思います
この部分も坐骨神経痛が起きやすい部分で筋肉と筋肉の間や
皮下組織と筋膜の間に癒着が生まれることにより間を通過する神経が
圧迫され滑走性が低下する事が多くなります
負担のかかりやすい場所➂
太ももの裏側です
太ももの裏側には多くの筋肉が付着します
内転筋と呼ばれる筋肉や内側外側広筋、ハムストリングスなど
多くの筋肉がくっついているので問題が起きやすいです
他にも腓骨と呼ばれる膝から下の外側に位置する骨の裏側も圧迫されやすかったりするのですが
一般的な坐骨神経痛と呼ばれるものからはズレてしまうのでここでは割愛します